ホンカー・ユニオン・オブ・チャイナ(Honker Union of China・HUC)と名乗る集団によるJPドメインに対する攻撃は,当初云われていた1週間を過ぎても続いているようだ。複数人による立ち替わりの攻撃で,各人によって攻撃手法も異なり,当初はウインドウズNTのIISのセキュリティーホールへの攻撃が主だったが(IPAの警告文書),BINDのセキュリティーホール(Nikkei IT Proの記事)への攻撃,Dos攻撃と思われる攻撃など,範囲が広くなり,攻撃対象のアドレス内から攻撃目標を絞り込むことができなくなっている。先週金曜日の午後8時には大規模な攻撃の情報が流れ,政府内でも動きが慌ただしくなった(対日本サイトアタック情報掲示板の書き込み)。結局それらしい動きはなかったが,記事中にある犯行声明では,今後も攻撃を継続するとある(河北新聞の記事)。